
おはこんばんは @グリキャンですv(・∀・)yeah!
気温も下がって焚き火を愉しみやすい時期となりました。家族や仲間、そしてソロ、、、、皆さん想い想いの冬キャンプを楽しまれていることかと思います。
今回も焚き火に関係するアイテムを紹介したいと思います。
焚き火から地面を守るスパッタシート

こちらはスパッタシートといって、焚き火台と地面の間に敷くことで、火のついた薪や火の粉などが地面へ落ちても、ダメージを最小限にしてくれます。
※写真にはサイズを分かり易くするために単三電池を置いてます。
まず、スパッタシートとは何なのか?

キャンプ用というよりかは、溶接工場などで溶接する際にでる火花を受けるために敷く”養生シート”のことであり、いつしかキャンプに利用される方がでてきて、今ではLOGOSなどの有名なキャンプ用品メーカーからも発売されるようになりました。
またシートにも幾つか種類があるようです。
シリカ繊維とは
無機質の高耐熱ガラス繊維の通称。瞬間温度が1600℃以内、連続1000℃以内であれば溶融しません。ただし耐熱温度はあまり優れておらず、長時間の使用だと地面にダメージを与える場合がある。
耐炎繊維とは
特殊アクリル繊維を燃成炭化した有機質の対炎化繊維。いわゆるカーボンであり瞬間温度が1300℃以内、連続700℃以内の使用であれば溶融しません。代表的なものでカーボンフェルトがあり、熱伝導率が低く地面に与える影響がかなり低い。
今回導入したのはカーボンフェルトタイプ

生地は柔らかくて軽く、持ち運びも手軽にできそうです。自由に折りたたみができるので、しまう場所を選びません。

こちらは耐炎繊維を高密度に絡み合わせたシートで、シリカ繊維の織布のように端からほつれてくる心配はありません。
今回オラが購入した商品は端をしっかり処理してあり、質の高さがうかがえます(*≧艸≦)
商品詳細

メーカー | MORIE |
商品名 | スパッタシート(カーボンフェルトタイプ) |
サイズ | 30×32cm・50×50cm 厚み3mm 2種類セット |
重量 | 不明 ※数十グラム程度 |
材質 | カーボンフェルト |
耐熱温度 | 瞬間耐熱1300/連続耐熱700 |
実際に半年使用してみて

実際の性能を確かめるために下記2点の検証をおこなってみました♫
火のついた薪を5分程おいてみた
大小幾つか置いて様子を見てみたが”ほぼ変化はなかった”
少しくらい燃えたんじゃねぇ?ってことでチェックすると若干変化は認められたが、炭の汚れがついたレベルで、やはり生地へのダメージは認められなかった。
パチストーブで焚き火してみた
2時間ほど焚き火を楽しんでみた。パチストーブは火種から地面までの距離が5cm〜7cm、本体がステンレスで底面は2〜3層になっている。
この状態でシートとパチストーブの間、またスパッタシートと地面との間の温度を温度計で測ってみると・・・・ ※時期は初夏の午前中 気温28℃前後
ストーブ:スパッタシート=40℃
スパッタシート:地面=35℃
上記のような結果となった。
この様に地面への熱をそこそこカットしているのが分かりました♫
まとめ

スパッタシートにも幾つか種類があり、瞬間耐熱&連続耐熱など数字が高いほど高性能で燃えないだけであって、全てのスパッタシートが地面への”熱”のダメージを軽減する物でないことが良く分かりました。
過去にスパッタシートなど使わずに焚き火をして、かなり注意を受けたことがあり、配慮が足りなかったことを反省し、それ以降は地面の状態(土・砂利・芝生)にあわせてスパッタシートや金属トレイに水を少し張ったりしています。
火のついた薪が地面に落ちて芝生などを痛め火災に繋がらないように、また地面への高い熱ダメージを与えないようにするのに、非常に優れたスパッタシート(カーボンフェルト)ではないでしょうか。