
はい、皆さん おはこんばんは @グリキャンです♪
台風でおキャンプの予定が流れてしまったので、本日は大人しく商品紹介ブログをカキカキいたしますわよ(*´艸`*)
本日紹介するのは、2年程前に密林でポチった『motomo』のコット。
深く考えずに「Helinoxのコットワンっぽいやつでいいや♪」っと適当に購入しましたが、実際使い続けて2年が経ったいま、予想以上にコストパフォーマンスが良かったので、あらためてブログで本気レビューします。
目次
サイズ・収納性について

サイズ感は意外とコンパクトで、横幅が約38cm×直径16cm程度。参考までにAppleのiPhone11と並べてみました。
車やバイクに積み込んで移動する分には問題のないサイズ感だと思われますが、バックパックに入れるには場所をとるのでおすすめしません。
商品詳細

ブランド名 | motomo |
商品名 | ポータブル タクティカル 折りたたみ式 ベッド( コット) |
サイズ | 使用時:長さ約190×幅約70×高さ約17cm 収納時:長さ約38cm×直径約16cm |
カラー | グレー |
重量 | 約1.9kg |
材質 | ジュラルミン(アルミ合金) |
対応人数 | 1名 |
内容物 | オックスフィード生地、フレーム13mm×2本、脚13mm×5個、枕ケース |
価格例 | オープン価格 |
Good Point
サイズ感は非常にコンパクトで高額ブランドに引けをとっておらず、車やバイクに積み込む際は、クッションがわりに荷物の隙間に入れたりと大活躍。
Bad Point
フレームや脚などパーツが多いわりに収納袋が小さく、袋に全てを納めきるために少し時間がかかる。適当に放り込むと入りきらない点がマイナス。
Helinoxのコットワンと比べてみる
メーカー | motomo | Helinox |
使用サイズ | 長さ:約190cm 幅:約70cm 高さ:約17cm | 長さ:約190cm 幅:約68cm 高さ:約16cm |
収納サイズ | 長さ:約38cm 直径:約16cm | 長さ:約54cm 直径:約16cm |
重量 | 約1.9kg | 約2.2kg |
耐荷重 | 200kg | 145kg |
拡張性 | なし | あり |
価格 | ¥6,970(TAX込)前後 | ¥39,000(TAX込)前後 |
※商品比較は個人的な主観で選んでおりますので、予めご了承ください。
組み立てにはコツがあります

直径13mmのフレーム2本をシート生地の左右にある穴に差し込みます。
正直このフレームサイズは不安でしかなかったが、実際あらゆる方向から負担をかけて調べた結果、曲がったりすることはなかった。
こちらのコットの組み立てで最も面倒な所

こちらの穴はレーザーで焼き切られたようになっており、シート生地の裁断面が焼けてほつれないようになっています。30回以上使用していることもあって、かなりよれてきてます(;´Д`A

本体フレームと同様のジュラルミン製足5本を画像のように全て装着しますが、装着にはかなりパワーが必要で女性や子供だと少々キツいかも。そこで・・・

このように下側にハメこんだ後に、上側から体重をかけてやれば、あっという間で楽チンです。
Good Point
これといってポイントは見当たらなかったが、一つ上げるとするなら、説明書などを見ることなく組み立てられる程度。
Bad Point
仕方ないことだが、構造上それなりの力を加えないと足パーツを装着できない。このあたりはHelinoxのコットワンなどを見習って欲しいところ。もちろんコスト的な問題があるので無理だろうけどwwww
デザイン・スタイルについて


シート生地がグレー、フレームがブルーで落ち着いたカラーです。
細部までデザインされた足の樹脂パーツも気に入っています。
オラが購入した時は6,000円切っており、品質もあまり高くはないだろうと期待していませんでしたが、良い意味で期待を裏切る仕上がりの高さでした♪
Good Point
色がグレーな点、またロゴマークが印刷されていない点は好感がもてました。黒も好みですが、汚れが目立ちそうなのでwww
Bad Point
デザイン的にはあまり関係ないことですが、スタイルだと個人的に高さがあと3cmは欲しかった。座ると地面との距離が数センチしかないので、もう少し余裕が欲しいところ。
機能性について

収納性、重量、デザイン、物選びの点で重要なポイントといえますが、コット で最も大事なのが性能。キャンプでの安眠は絶対条件。寝心地が悪い、寒くて眠れないの製品は完全アウト。『motomo』のコット は実際どうだったのか?
1年通してどうだったのか

春夏での使用
シートにはオックスフォード生地を採用していることもあって伸びもあり、柔軟に体を支えてくれました。メッシュ生地ほどではないが、通気性も高く、夏でも背中に熱がこもることが少なかったように思えます。

秋冬での使用
冬場は地面からの冷気を受けやすく、気温がマイナス前後まで落ちると、コット とシュラフ だけだと物足りない感じでした。
オラはサーマレストのマット、またはインフレーターをオンすることで、快適な深い眠りを手に入れましたv(・∀・)!
ハイコットであれば、コット の下側に荷物を置いたりすることで地面からの冷気をカットしてくれるが、ローコットは地面からの距離が15cm前後なので冬場特に寒く感じます。
耐荷重200kgについて

画像ではコット 中央に立ってみましたが、足裏はギリギリ地面まで沈み込んでいない状態でした。
撮影当日のオラの体重は68kg。。。。にわかに耐荷重200kgは信じがたい数値である(;´Д`A
しかし、大人2人に息子1人(合計170kg)が横並びに立つことはできたので。長時間でなければ可能な数字かとwww
コット のキシミ音は?

寝返りをうった時に音はしますが、「ギシギシ」とうるさくて眠れないといったことは無いかと思いますが、ここはかなり個人差があるので何ともいえませんね。
ただ、自宅でVISION PEAKSの安いコットを使用してますが、これはキシミ音すごいので、それと比べるとかなりマシかと思われます。

70kg近いオッサンが、コット の上で、狂ったように(普段からクレイジーではあるが)前後左右に揺さぶっても足が外れたり、シートが破けることはなかったので、よほど酔っ払ってドスンと腰を落としたりしないかぎり、まだまだ問題なく使えそうだ。
収納ポケットや枕ケース使えるの?

ギアにはサブ機能がつくことが多いが、実際この手の”オマケ機能”は使えるのか?オマケレビューとなるが、個人的な結果をお伝えしておきます。
サイドポケット

ご覧くださいのこ見事にまで計算し尽くされたようなポケットサイズ(≧∇≦)
っというのは冗談で、2年間(約30日)このコット を使用しましたが、このポケットは3〜4回程度しか使用しませんでした。
たまに義務感にかられて使用したが、普段からしない馴れないことをすると、朝から・・・
「キーがないないないないない、な〜〜〜い!」
と探し回るハメとなり、それからこのポケットのことは、コットの商品タグだと思うようにしています、ぺろ〜んとねwww
枕ケースについて

付属されていた枕ケース。サイズもそこそこあり、1人で使う分には十分なサイズです。
が、当然のごとくというか、2年間で1回も使っていない。。。いや1度使って30秒程でケースに戻してしまった。


画像からご理解いただけると思うが、ジッパーが装備されていて、ここからタオルやシャツなど入れると簡易枕に早変わり、、、、のはずだが、正直あってもなくてもほぼ意味のない代物。
個人的な主観もあるが、どうせなら、ジッパーなど付けずに、もう少し高さを出して、よこから丸めたタオルやフリースジャケットが入る位のサイズがあれば大いに活躍しそうなんですが、今回は残念なオマケ(;ω;)
Good Point
サイドポケットについては、人により用途は色々ありそうなので良いポイントかと(個人的にはあまり使用しないけどねww)
Bad Point
枕は最悪といって良いレベル(個人的主観が強いけど)。Tシャツを折り畳んで1枚、また小さな洗面タオルを1枚入れてみたが、まず枕にはならない。
コットとしては価格以上のコスパで満足

いかがでしたでしょうか?コットのサイズや重量などでは、高級コットのHelinoxと大差ないように感じたのはオラだけでしょうか(*´艸`*)
快適に眠れるかといった点でみると、個人的にはシート生地も適度に沈み込み、よく眠れるmotomoのコットは最高だと感じました。
普段ショートスリーパーで1日4時間程度ですが、このコット だと7〜8時間寝てしまうのは本当ですwww
もし、硬めの寝心地が希望の場合は、間違いなくしっかりしたシート生地&構造をしたHelinoxのコットワンの購入をおすすめします。
今後のコット選びの参考になれば幸いです(*´艸`*)♪